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金融関連のジャーナリストを信用しても良いのか?3つのポイント

3月14日の午前相場にて、久しぶりに金融市場も良い風が吹いています。それまで、マイナス金利を導入してもびくともしなかった市場がようやく動きました。日経平均は一か月半ぶりの高値を更新したのですが、この動きに対し、「投資環境が安定している」「欧州の株高を材料にしている」「景気敏感業種は高くなっている」といったように、様々な言葉が飛び交っています。

いわゆる金融関連のジャーナリストたちは、このような金融市場の動きに対し、いろいろとコメントを残してくれるのですが、果たしてそれらの言葉は信用しても良いのでしょうか。少しばかり、「金融ジャーナリスト」「アナリスト」たちの事を掘り下げてみるとしましょう。

基本的に「結果論」でしかない

金融市場の動きに対してのコメントを残す彼ら。その事からも分かるように、基本的に結果論で語っています。今回も「投資環境が安定している」とのコメントが出ていますが、次の日になれば手のひらを返したかのようなコメントを残すケースさえあるのです。金融市場の動きばかりは蓋を開けてみない事には分かりません。つまり、結果に対して適当に理由をつけているだけとも考えられます。

仮にですが、金融市場が開く午前9時の段階で同じコメントを残していたら素晴らしい予測が出来ると考えて良いでしょう。ですが実際には、金融市場の動きが一段落してからコメントを残しているのです。もっともらしい理由をつけているだけで、個人投資家でさえ何となく残せるコメントばかりです。 

予測出来るものではない

株式チャートのサイトを巡ってみると、独自予想でいろいろな論を展開している人もいます。ですが、それらは無責任なものであって、仮にその言葉を信じて不利益となってしまっても、その手のコメンテーターや自称「評論家」が責任を取ってくれる訳ではありません。あくまでも自己責任です。つまり、そのような予測であれば「誰にでも出来る」事なのです。個人投資家でさえ、それっぽい事を言えるはずです。

知名度や発信場所の違いがあるだけで、コメントの質に関してはほとんど変わらないのではないかと思わせるようなものも多々あるのです。参考にするのは良いかもしれませんが、全面的に無条件に信じるのは危険です。むしろ株式市場や金融市場を予測出来るのであれば、他人に高説を振りまくのではなく、自分の親戚や友人にこっそり教えておいた方が良いはずです。なぜ多くの人の前で高説を述べるのか。少し考えれば理由も見えてくるのではないでしょうか。 

資格が必要ではないジャンルだからこそ

テレビ番組などに出てくる人は、資格があるのではなく、それまでのキャリアによる説得力があるのです。証券会社で働いていた人、銀行で働いていた人。それらの経歴を持っている人は、確かに金融関連のお仕事ではない人に比べれば知識を蓄えているでしょう。ですが、資格が必要な訳ではありません。また、キャリアがあるとは言っても、では先の事が分かるのかといえば、それは別問題です。

キャリアがあるのは間違いありません。ですが、キャリアがあれば先の事が分かるのかというと、それも違います。メディアで発した事とまったく違う動きを見せ、恥をかいているジャーナリストは枚挙に暇がありません。twitterで間違いを指摘され、「逆切れ」してしまったようなアナリストもいました。どれだけ知識があっても、結局金融市場の先を読むのは難しいのです。これから投資をと考えているのであれば、それらの意見はあくまでも「参考」程度にとどめておくのが賢明です。信じて失敗したとしても、それらのアナリストが責任を取ってくれる訳ではありません。

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