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アメリカの利上げが世界に与える3つの影響

12月17日、およそ9年振りにアメリカが利上げを行う事を発表しました。
それまでアメリカはゼロ金利政策を行っていました。金利がゼロという事は、いろいろな事を意味しているのですがそれが解消されました。
果たしてこれは金融市場、さらには世界経済にどのような影響を及ぼすのか、いくつか挙げてみるとしましょう

・強いアメリカが戻ってくる
ゼロ金利というのは、お金を借りたい人がいないため、金融機関がお金を預かっていても負担になるため、金利をゼロにしていたものです。
この金利を上げるという事は、アメリカでお金を預ければ利息が付くようになります。それでも金利を上げたのは、それだけ借り手が増えているからです。
借り手が増えてきていると言う事は、金融機関側もお金を集めなければなりませんので、ゼロ金利ではなく、金利を上げる事でお金を集める意図があります。
ゼロ金利は、「今はお金を預けなくていい。必要ない」という意思表示でもあるのですが、それが解除されると言う事は、必要になってきたのです。
つまり、設備投資などでお金が必要になってきている企業が増えていますので、経済も活発になり、強いアメリカが戻ってくる可能性があるのです。

・新興国への懸念
それまでゼロ金利だったのは、極論ではありますがアメリカの景気がイマイチだったからです。そのため、投資家などはアメリカよりもむしろ経済発展の著しい新興国に投資していました。
ですがアメリカに元気が戻ってくるのであれば、アメリカで。このように考えた時、それまで新興国に投資していた企業や人間がアメリカに戻るのですから、新興国から撤退する恐れがあります。
つまり、新興国の経済の停滞を招いてしまう事になりかねません。

・日本への影響
日本への影響がどのような物なのかと言えば、アメリカ経済がより強固なものになれば輸出が好調なものになりますので、日本としてもありがたい所です。
特に日本の基幹産業と言っても決して過言ではない自動車産業などは、アメリカへの輸出が生命線とさえ囁かれている所もあります。
そのような所にとっては、今回の利上げが嬉しいものでしょう。その期待は日経平均にも表れています。17日の東証の上げ幅がそれを物語っているのではないでしょうか。

アメリカは世界のリーダーです。そのリーダーに元気が戻ると言う事は、世界規模で活気が出てきているという事なのかもしれませんね。

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