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アベノミクスの3つのポイント

金融緩和に始まった「アベノミクス」ですが、12月11日の閣僚会議では軽減税率の議論の際には税収の上振れをどのようにするかという議論が出るなど一定の効果は出ています。
一方では民主党政権がどん底過ぎただけとの声もありますが、そもそもアベノミクスは「アベノミクス」という言葉だけが先行してしまっていて、実際どのようなものなのか良く分かっていない人も多いのではないでしょうか。
そこで改めて、アベノミクスのポイントを挙げてみるとしましょう。

・金融緩和で円安にした
自民党が民主党から政権を奪取した頃、1ドル80円前後とまさに「円高」でした。
円高の理由は多々ありますが、円の価値が高いのは円があまり出回っていないからでもあります。そのため、円を大量に擦りました。
結果、円安に誘導する事が出来ました。円安になると、輸入業よりも輸出業の方が楽になります。
「輸入が多いのにどうするんだ」との声もありましたが、民主党政権時に円高という「輸入優遇」で国内経済が大失速したのですから、輸出優遇はおかしな判断ではありません。

・輸入が高くなるおかげで国内に目がいく
円安のおかげで輸入がそれまでよりも高くなり、輸出がそれまでよりも安くなりました。
つまり、外国の物を仕入れるよりも、日本の物を国外に出す方が有利な状況となったのです。これは旅行も同様です。
円高の時は外国に行きやすかったのですが、円安になると外国人が日本に訪れやすくなります。
海外旅行を楽しみたい人にとっては不本意ではありますが、おかげで外国人観光客が増えています。
ホテル業では給料アップが報道されているなど、こちらも一定の効果は出ているでしょう。
海外旅行をされたら、日本のお金を外国で消費されてしまうのですが、外国人観光客が訪れてお金を使ってくれたら「外貨獲得」になるのです。

・国内需要の底上げ
輸入が高くなるという事は、それなら国内の物でという動きも出てきます。
地方農業の復活です。円高のおかげで何もかも「輸入した方が安い」だったのが、「輸入が高い」になったので、「それなら国内の物で」となるのです。
これはまだまだ完全ではありませんが、輸入するよりも国産品の方が安いのであれば、国産品を使います。つまり、外国にではなく、日本にお金を落とします。

このように、アベノミクスは理に適っているものではありますが、既に安倍政権になってから数年が経過しています。
既に比較対象は民主党時代ではないのですから、アベノミクスはむしろこれからが本番とも言えるでしょう。

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