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投資信託のコストって?

投資信託の情報を掲載している「モーニングスター」には、“実際の利益率”という項目があります。
実はこれ、一見、信託報酬のように見えて、実際には、それ以外にもいろいろと掛かるその投資に対する全てのコストの総額ともいえる数字なんですねぇ!!

投資信託は元々、自分自身で株や外貨などを買うのでなく、資産を預けて専門家に好きに運用してもらう方法です。
その最大のメリットはと言うと、自らが全く為替などに無知でも問題ないという事と、少額で株や債権が購入出来るという事にあるでしょう。

通常、1株1,000円で売り出されている株でも、最低何株からしか変えないと定められていて、それを単元株数というのですが、その数1000株というところが圧倒的多数なんですね。
そうなると、例え1株は1,000円でも、それを1000株、即ち、100万円なければ購入出来ない事になってしまいます。
ましてや、有力株になると、1株の株価自体が高価になり、それ掛ける単元株数となると、中途半端な持ち合わせでは手が出せない事になって来るでしょう。

しかし、それを10人で集まって買うとすれば、一人当たりの負担額は10分の1で済みます。
例え100万円必要でも、10万だせればOK!
それがファンドこと、投資信託というものなのです。

その代わりに、統括してくれる人や会社に、その手数料を支払わなければなりません。
それが「信託報酬」で、早い話、運用費用なるものです。
これは、各ファンド商品ごとに年率のパーセンテージが定められていて、我々個人投資家は、毎日きちんと差し引かれています。
従って、紛れもないコストですね。
これは、各商品の申し込みメモや目論見書にもはっきりと明記されています。
また、初心者には丁寧に説明されますから、理解も納得も出来るというものでしょう。

ところが、いざ投資信託を始めると、この信託報酬とは別に、「売買委託手数料」や「有価証券取引税」、それに保管費用等も必要となり、これらを全てコストとして把握しておかなければ、予想していただけの利益が得られないという事になってしまいます。
これは通常、誰も教えてくれません。
後々身をもって知る事になる部分です。
そこで、それを考慮してトータルで差し引き、この瞬間、我々個人投資家の手元に本当に入るお金、それを弾き出したのがモーニングスターの実際の利益率なんですね。
ですので、自らの投資状況を確実に把握するためにも、必ずチェックするようにしましょう。

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