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アコムの株価が好調な3つの理由

アコムは11月5日に決算を発表し、16年3月期の経常利益は前年同期比で21.9%増との事。
12月に入ってからは株価の方は一段落しているものの、9月には500円を切っていた株価が600円台をキープしているのですから好調と見て良いでしょう。
これはアコムだけではなく、他の金融機関にも言えるのですが最近好調です。
一時期は過払い返還のおかげで大変な事になっていたものの、なぜここに来て好調となっているのでしょうか。

・過払い返還が終わりつつある
過払い返還は2006年に起こされた裁判ですが、時効は10年です。
過払い返還訴訟が行われてからはどの金融機関もキャッシングをグレーゾーンから適法範囲に引き下げていますので、過払い返還の時効が迫りつつあるのです。
これが何を意味しているのかといえば、アコムをはじめ、グレーゾーンでお金を貸していた所はようやく過払い返還の重責から解放される事になるのです。
過払い返還の前までは好調だった金融機関が、ようやく調子を戻す事が出来る時期に来たのです。

・金融政策のおかげもある
行政による金融緩和によって、金融機関がいろいろと忙しい事になっています。
銀行、消費者金融、信販会社。お金を貸してくれるサービスを提供している所は多々ありますが、どのような業態であっても基本的にはお金を貸し、返済してもらう際の利息が利益になります。
お金を借りる所が増えている事もあり、利益となっているのです。

・身の丈が分かって来たのもあります
これは消費者金融に特に強いのですが、消費者金融が大打撃を被る事になったのは過払い返還はもちろんですが総量規制も大きいです。
総量規制は収入の3分の1までしかお金を借りる事が出来なくなるものですが、総量規制はいわば消費者金融にとっての「常連客」との取引停止を意味していました。
そのため、当初は利益も急落したのですが総量規制とどのように付き合えば良いのか業者も分かってきたのでしょう。
それにより、利益も安定してきていますので、これからは利益を見込めるようになったのです。

業界再編も一段落しましたし、アベノミクスは相変わらず好調で12月1日の日経平均では20,000円台に突入。
投資家の期待もあり、更に資金が集まってよいサービスを行えるようになり、利益も安定してくるだろうとの見方が強まっているのです。
これからの金融業界には注目しておいた方が良いかもしれませんね。

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