pixta_12835736_M

差額で儲けるCFDって一体ナニ!?初心者でも稼げる?

「Contract For Difference」という言葉の頭文字を取った、「CFD」という金融取引をご存知でしょうか。
「違いのための契約」? と思われる方もいるでしょう。
これは、日本語では「差金決済取引」と言われています。
実は、耳にすることの多い「FX」も、このCFDの一種なんです。

■CFDって?
株取引や金取引は、実際の株券や金を購入しておいて、将来購入金額よりも高いお金で売れれば利益が出て、安く売ってしまうと損失になるというものです。
しかし、CFDは、購入金額の代わりに、証拠金と呼ばれるお金を使って取引をします。

■具体例(※手数料はないものとする)
◆株式を買ってみよう
株取引で、1株100円の株式を100株買ったとします。
この時、必要なお金は100円×100株=10000円です。
一方、CFDの場合は、銘柄によって定められた割合の証拠金が必要になります。
多くは10分の1の金額ですから、この場合、1000円あれば、100円の株式100株を買うという操作ができます。
ただし、この「買う」というのは、あくまでも株取引上のことで、実際に株券が手に入ったり、優待を受けられたりという類のものではありません。
あくまでもトレード目的でのことだと理解しておきましょう。

◆株価が値上がりした場合
さて、その後で、この株券が150円に値上がりしたとします。
株券を実際に買った場合、150円×100株=15000円で売却することができます。
一方CFDは「差金」の取引ですから、売却手続き(これもあくまでも取引上のことです)を行うと、差額である50円×100株=5000円を手に入れられます。
CFDで最初に用意した1000円は、「支払い金」ではなく「証拠金」ですから、この差金は純粋な利益となります。
こうしてみると、どちらも結局は5000円の利益を得られることになるということがわかります。

◆株価が値下がりした場合
では、株価が50円に下がってしまったらどうなるでしょうか。
実際に株券を購入した場合、50円×100株=5000円となり、5000円の損失が出ます。
一方、CFDの場合、最初に用意したお金である1000円では、下落分の差額を賄えません。
こうした事態を防ぐために、「ロスカット」という制度があります。

◆ロスカット
CFDでは、注文の際の証拠金は、最初に証券会社の口座に入れる資産の中から利用されます。
この資産と証拠金、そして、随時更新される「ポジション必要証拠金」の割合が低くなると、ロスカットが行われます。
現物を持っているわけではないCFDの場合、ある程度のところで見切りをつけないと、とんでもない大損害になってしまう可能性が出て来るからです。
CFDでは、100万円で1000万円の取引をすることもできます。
しかし、この1000万円の価値が1万円になってしまったとしても、証拠金以外に899万円を支払うことは普通できません。
そのため、資産よりも損失が大きくならないようにロスカット制度があるのです。
ただし、ロスカットが行われたからといって、必ず損失額が資産額を下回るというわけではありませんから十分注意しましょう。
現物を手にできる取引とCFD取引の大きな違いがここにあります。
CFDでは、値上がりするまで長期保有するといった長期的な運用はできないのです。

■まずはやってみよう!
長々と説明しましたが、いまいちピンと来ないという人もいるでしょう。
そう言う方にお勧めなのが、証券会社が公開している無料のシミュレーションです。
実際の証券会社の画面を使って、仮取引を体験できるのです。
実際にお金が儲かるわけではありませんが、自分にもできるのか不安という方は、試しにやってみてはいかがでしょうか。

カテゴリー

過去の記事

PAGE TOP