貸金業規制法について

かつて貸金業者を規制する法律として1983年に施行された「貸金業の規制に関する法律」がありました。
この貸金業規制法は貸金業者を登録制にして行政が貸金業者を監視しようとするものでした。
しかし日本全国のすべての業者を管理できるものではなく、逆に裏社会に隠れる、いわゆる闇金が蔓延ることにもなりました。
そのため抜け道の多い貸金業規制法は、主に闇金を取り締まることを目的として2003年に改正されました。
とはいえ闇金業者も巧妙にカムフラージュをして生き延びることになっています。
一方で旧貸金業規制法と旧利息制限法という異なる法律の間にある金利差、つまりグレーゾーン金利が問題視され、多重債務の元凶と考えられるようになったことから、2007年さらに貸金業規制法は改正され、現在では改正貸金業法と呼ばれています。
もちろん違法業者を取り締まるために法律を整備することは重要ですが、そもそも闇金などは初めから法律の外で働く業者であり、ある意味で闇金の利用者もそれを知りつつ、止むをえずに利用しているという実態もあるのです。
旧貸金業規制法のような法律を整備することは大切ではありますが、多重債務者を本当に救済できる法律の改正が待たれているところです。

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