ウシジマくんvs萬田銀次郎

闇金と言えば、すぐに引き合いに出されるのが、"闇金ウシジマくん"こと丑嶋馨と、"ミナミの帝王"こと、萬田銀次郎です。
今や、共に大ヒットコミックであり、テレビドラマであり、映画であるところから、丑嶋馨vs萬田銀次郎と言っても過言ではないでしょう。

実際問題、この2人は、お互いがかなりのやり手で新手の高利貸しですが、キャラクター設定は正反対とも言えるほど大きく異なります。
まず何と言っても、ウシジマくんは東京都心の新宿でオフィスを構えているのに対し、ミナミの帝王はその名の通り、大阪は南と呼ばれる繁華街の一角にオフィスを構えていますから、さながら巨人vs阪神とでも言ったところでしょうか!?
また、社名も、丑嶋馨が経営するのは"カウカウファイナンスと、少々巫山戯たようなカタカナ表記であるのに対し、萬田銀次郎が経営しているのは"萬田金融"と、強面の漢字四文字で、ドスの利いた関西弁でしゃべりますから、より一層迫力を感じさせられます。
そういう意味では、見た目丑嶋君の方が、スマートである事は否めないでしょう。
事実、外観も、萬田銀次郎は派手なデザインのブランドスーツで風格を漂わせているのに対し、丑嶋馨は、パーカーにジーンズというようなラフなスタイルが主流です。

が、しかし、いざお金を借りるとなると、萬田金融は10日で1割の利息という所謂十一ですが、カウカウファイナンスは10日で5割という途轍もない高利息なのです。
また、利用者に対する態度も、若さも手伝ってか、丑嶋の方は妥協を許しませんが、萬田の方は、時に人情と法律を巧みに操り、良きに計らおうととことん努力を惜しまない部分が多々見られます。
こうした事から、ルックスとは裏腹のこの2人のキャラクター設定の違いは実に面白く、どちらも現代社会の様々な背景を映したような作品だと言えるでしょう。

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